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リキッドルーム1周年企画の一環で実現した注目の組み合わせ。セカイイチはCDがとても良かったので以前からライブを観たいと思っていたのだけれど、その念願を果たすことになった。で、その内容は期待を裏切らない、とても印象的なステージだった。個人的には、たたずまいはわりと内向的な感じなのかな?と勝手に想像していたのだが、決してそんなことはなくブルース・ロック然とした音楽を通して青々しい思いの高ぶりを感じさせてなんとも素敵だった。
GRAPEVINEは、新作『デラシネ』をリリースしたばかり。アルバムは久しぶりに時間的な余裕を得て作られた作品らしい作り込み具合がひとつの特徴になっているが、そのアルバムからの曲がライブではやはりいい意味で大づかみに演奏されて、曲の印象もよりオープンに感じられた。また、昔の曲はよりロック度が増したアレンジになっていて、そこには今後の新しい可能性のようなものも感じられた。でも、じつは単純にセカイイチの若さに触発されたのかもしれない。いずれにしても、10月から始まるツアーでは確実な変化を実感できるステージを披露してくれるのではないかと思った。
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