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  7月6日 GOING UNDER GROUND@SHIBUYA-AX
  ”目を閉じて君を想う時は”ツアー・ファイナル。ツアーの最中に最初のレコーディングから10年におよんだキャリアを見渡したシングル・コレクションがリリースされたわけだが、それを受けて月並みな区切り感というか、ベスト盤的セット・リストでどうぞ、みたいな感じにならないところが彼らのいいところで、この日のステージも「ずっといい感じでまわってこれたツアーの、その感じをすっぴんで聴かせたいと思います」という松本の言葉を引くまでもなく、それ以上でもそれ以下でもない現在のGOING、といった感じのステージだった。それでもやはり、というかそれだからこそ10年の蓄積を感じるステージでもあって、彼らはずっとそんなふうに”現在”を積み重ねることでこの10年を乗り切ってきたわけだから、ただ”現在”を伝えることに真摯なその姿勢はこれからも10年、20年と続いていくに違いないと思わせた。
 個人的にはこの日のベストテイクだった「荒川わたれ」の味わい深さは、このバンドの技術的成長を実感させてくれたが、さらには新曲「夕」との世界観のコントラストがバンドの内面も確実に深まっていると思わせた。
 その一方で、松本はいきなり金髪にし、石原はリーゼントを始めたのその訳の分からなさは彼らの変わらぬ魅力で、伊藤洋一の自由な振る舞いが彼らのそうした変わらない魅力もまた深まっていることの象徴のように感じられた。

1.MY TREASURE
2.STAND BY ME
3.ステップ
4.思春期のブルース
5.How Do You Feel?
6.ミラージュ
7.暗夜行路
8.荒川わたれ
9.夜行列車
10.愛のうた
11.夕
12.センチメント・エキスプレス
13.TRAIN
14.Holiday
15.ダイアリー
[ENCORE]
1.初恋(松本弾き語り)
2.チェロ
3.トワイライト
4.TWISTER
5.グラフティー
クョスコニョ    [1] 
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