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  ○月×日 安藤裕子取材
   安藤さんは、先日初めてのフルアルバム『Middle Tempo Magic』をリリースした新進のシンガーソングライターである。僕は、デビュー前のライブ・コンベンションで歌っているのを見て以来、ずっと注目していたのだけれど、会って話を聞くのはこの日が初めてだった。なので、音楽との最初の出会いみたな基本的な話から始めたのだけれど、彼女は話し始めたらもう止まらなかった。それは、決しておしゃべりということではなくて、その最初の出会いに始まって、今回のアルバムを発表するまでの時間の濃密さがそんなふうに彼女を語らせているのだ、ということがよくわかった。彼女は「多分、人とつながろうと思って」音楽を始めた。そして、今回のアルバムでその道筋を初めてみつけたという実感を得たのだと思う。このアルバムのクライマックスと言える「隣人に光が差すとき」という曲は一級のゴスペルだ。人とつながろうとして、まず自分の弱さを歌にしてみせた、彼女の祈りにも似たコミュニケーションへの意志が強く訴えかけてくる。
クョスコニョ    [1] 
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