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  ○月×日 年をとるのも悪くない、のか!?
  基本的には、バカなのかもしれないが、「年はとりたくないねえ」ということより「年はとるもんだな」ということのほうが多い。その結果として、励まされたり、新たに意欲を燃やしたり、というようなことはまったくないが、それでもやはり“年をとるのは面白い”とずっと思っている。
朝日新聞の夕刊に筒井真理子のインタビュー記事が出ているのを見て、また“年はとるもんだな”と思った。初期の第三舞台を見ていた人なら誰でも知っている通り、下手クソであることを本人がセリフで語ると、ほのぼのとした笑いが起こるというクラスの女優だった。それが、朝日の記事よれば「今年の映画賞の本命かもしれない」と書かれている。ちなみに、プロフィールには「第三舞台の看板女優として活躍」とあるが、少なくとも同じ朝日でも扇田昭彦なら、こんなふうには書かなかっただろう。
個人的な認識では第三舞台に看板女優はいなかったが、一番手というならやはり長野里美だろう。彼女も、いまやNHKの大河ドラマに出演し、その演技がメディアをにぎわせている。本当に“年をとるもんだ”と思う。彼女が上杉祥三を結婚したとき、“ええっ〜”と思った人間は日本中にどれくらいいただろうか? いまからちょうど30年前、会社の近くの定食屋で昼飯を食べていたら、入り口の引き戸が開いて、彼女が顔を覗かせ、店を見渡してから「いっぱいですね。また来ます」と言って、引き戸を閉めたのを見て、“長野里美は初台に住んでるんだ!”と思ったことは、何事もどんどん忘れ去っていく僕としてはかなり鮮明に残っている記憶のひとつである。
筒井真理子、長野里美について語れば、やはり山下裕子についても何か書くべきなんだろうが、寡聞にして、彼女の現在の消息を知らない。彼女はまだ女優をやってるんだろうか? やってるんだろうな。
10年くらい前、地下鉄の駅で電車を待っている、早稲田「新」劇場の看板俳優・久保酎吉に遭遇したときは、初めて沢田研二の取材に立ち会うときと同じくらいドキドキしたが、いま第三舞台の役者に偶然会う機会があったら、どんな気持ちになるだろう? どんな形にしろ、「年はとるもんだな」とちゃんと思わせてくれるのが第三舞台の役者だ、とごくごく個人的に思っている。
クョスコニョ    [1] 
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