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  ○月×日 GOING UNDER GROUND取材
   間もなくリリースされるニュー・シングル「愛なんて」について、メンバー4人にインタビュー。タイトル曲は、彼らにとって始めての書き下ろし映画主題歌だが、そうした外側の枠組みとは別に、自分たちの歌として長く演奏していけるモチーフが持てるかどうかが重要だった、と松本は言う。
「後々対談とかしてわかったことなんですけど、俺も石井裕也監督も2000年代から表現活動に入って、この10年のムードとして、ちょっと冷めた感じだったりアイロニカルな感じだったり“飛び道具”的な感じだったりという風潮があることを感じていて、それがもうそろそろ終わってほしいなと思ってたんです。なぜかと言うと、けっこう親しい人が亡くなったりとか、そういうことがあったときに、否定から始まるような表現に飽き飽きしてたというか、もう嫌だなって思ってたんですよね。じゃあ、どんなものがいいんだって言ったら、やっぱり希望のあるものが歌いたいと思ったし、そういう音楽を聴きたいと思ったし、もっと言うと温もりがちゃんとあるようなものを手にしたいなあと思ったんですよ。それは監督も同じことを考えてて。で、ちょうどこの曲を書いてた時期の3月11日にはからずも震災が起こって、音楽がどうでもよくなるというか、すごく無意味に感じてたときに、何回もこの映画を見たんですけど、この映画は失敗したこととか、人間の嫌らしい部分とか隠したい部分に対して、”それでいいんだぜ”って肯定してるように思ったんです。そこですよね。俺自身もつねに肯定していきたいと思ったし、そういう音楽を聴きたいと思ってたから、そこでハモれたっていう」(松本)
 個人的には、カップリングに「東京」の最新演奏バージョンが収められたことがとてもうれしい。これを機に、いろんな曲の最新バージョンを音源化していってほしいものである。
クョスコニョ    [1] 
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