|
○月×日 いきものがかりの本を作りました。 |
|
|
|
いきものがかりは、この夏のロンドン五輪のNHK放送テーマソングを担当する縁で、オリンピックを様々な試合を観戦し、また3人それぞれがイギリスの各地を巡った。だったら、イギリスでレコーディングもやりましょうという話になり、その放送テーマソングになっている「風が吹いている」を、ピーター・ガブリエルのスタジオとマーク・ノップラーのスタジオでストリングス・バージョンの録音を行った。その一連の出来事がNHKの番組制作チームが追いかけていて、この年末に番組として放送されるわけだが、それに合わせて本も作りましょうとということで企画されたのが、「いきものがかりのほん」である。
僕は、「風が吹いている」の制作および先のツアーでその曲を演奏した手応えについて聞いた3人へのインタビュー、曲作りやボーカルについて3人それぞれへのソロ・インタビュー、ツアー・スタッフのインタビュー、それに巻末のディスコグラフィーの原稿を書いた。
彼らは、デビュー以来ずっと取材してきたグループだが、彼らとのやりとりを通して自分なりに考えていたポップ・ミュージックのあり方や歌の響かせ方について、いったん整理するいい機会になった。
タイトルからしてスルリとした印象だが、けっこう読み応えはあるんじゃないかなあ。
|
|
|
|
|
|
|