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  ○月×日 くるり取材
   4人編成になって初めてのシングル「everybody feel the same」について、メンバー全員にインタビュー。  くるりはこのところしばらくは岸田と佐藤の二人組として活動してきたわけだが、昨年の震災直後に5人編成となり、しかし昨年いっぱいでドラマーが脱退し、岸田、佐藤に吉田省念とファンファンを加えた4人編成となった。すでに、5人編成時代に一度ツアーを行ったが、そのステージを見ていて思ったのは、岸田とサトウが後輩を迎えるなかでいい感じにおやじ化しているのではないかということだった。 「まあ、"お父さん"をやらなあかんところもあるんですけど、基本的に無責任なんで、そういうのは向いてないんですよ(笑)。それに、バンドは毎秒、毎秒、変わりますからね。いまツアーやってるんですけど、いまのライブを見たらまた違う印象なんやないかなと思うんです。いまはバンドでバーッと走ってる、すごいスピード感のある状況ですね。だから、自分がもし"お父さん"やったとしても、足の速い子どもと一緒に走らなあかんっていう、そういう状況です」(岸田)  彼らはアルバムのレコーディングのために韓国にわたったが、そのレコーディング環境の心地良さも含め、そういう高揚したバンドの空気を鮮やかに伝えているのが、ニュー・シングルのタイトル曲だ。 「例えばこのご時世で韓国に行ってレコーディングするとか、ずっとやってたバンドに新しいメンバーが加入した、しかもトランペットの人がいるとか、一般的に見たら“エッ!?”ということの連発、そういうことがどれだけ素晴らしいことかということを体現するというか。そこで、トリッキーと言われたら負けやと思うんです。でも、何か事件を起こすにはトリッキーであることを楽しむ感覚がないといけないと思うんですよね。僕自身は、当たり前のようなことをずっとやるというのがいちばん正しいと思ってるんですよ。だから、AC/DCのアルバムなんて、いつでも最高なわけですよね。何枚買っても変わらへんけど(笑)。でも、自分たちが築いたものでなかったら、スタイルの中に身を置くというのは借り物になってしまうので。それに、特殊なツボを押し続けるということは、くるりをやり始めてからはずっと考えてたことで、でもそこから最近はちょっと逃れてた気がしたんですよね。音楽的にもオーセンティックやし。年齢もあって、なんとなくそういうモードになってたと思うんです。でも、いまはまったく逆というか、デタラメでワイルドであることっていうのが、いまはすごく楽しいっていう感じなんですよ。そういうアルバムになりそうな気がするし、そういう感覚を一筆書きみたいな感じで表現したんがこのタイトル曲かなという気はします」(岸田)
クョスコニョ    [1] 
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