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  ○月×日 黒猫チェルシー取材
   間もなくリリースされる、CDとDVDをパッケージした『猫Pack』シリーズのニュー・アイテムについてメンバー4人にインタビュー。
「今回は自分たちで音を探してみたいなということで、普通のスタジオじゃなくて、広い空間で、みんなで音を鳴らせるような、開放的なところがええなあという話をしてたんです。それで、今回の山奥のスタジオでやることになって、それやったら、合宿で7日間で録ってしまおうということになったんです」(澤)
「地下に普通のスタジオがある建物なんですけど、事前にエンジニアの人が調査に行ってくれたら、天井の高いログハウスの部屋がすごいいい音が鳴る、と。それに、実際に行ってやってみたら、階段とかトイレの前の狭い空間とか、そういうところでもいい音が録れるっていうこともわかって。前作で土屋昌己さんにプロデュースをやってもらったのもあって、今回は自分たちが求める音を明確に提示したいという気持ちがあって、そのイメージ全体の空気感を映像編と音源編っていう2つのディスクをパッケージすることで伝えるというのが面白いんじゃないかという話になったんです。“こんなところで録ってのか”とか“そんな細かいことまで気にしてんのか”とか、そういうところも含めて、合宿の全体を映像に収めて見てもらうことで、音の聴き方も変わるだろうから。映像が特典というよりも、音源と2つでひとつみたいな感じで」(渡辺)
 彼らが求める「いい音」とは、いわゆる”良い音”というよりも、自分たちの存在や息づかいをリアルに、そして強くくっきりと伝えるものであるようだ。
「音楽のなかに自分らの有り様がもっとオンになってる感じにしたかったんです。今回は、ああいう場所でやったから、その場の空気感とかそういうのも感じられますけど、それはオマケというか。まずはその自分たちの有り様を出すというのがありきで、そういうことは今回の音源では圧倒的にスピーカーから出てきてると思いますよ」(宮田)
「今回意識したのはやり過ぎないっていうことなんです。たとえばシンバル鳴らすと間が保ちますけど、それをなくしてみたらどうなるかなとか。そういうふうに手数とか減らしていくことで、もっといろんな強さが出てくるかなと思って」(岡本)
 自分たちのエネルギーを過不足なく音楽化し、そのうえで音源化するという階段を着実に上っていることを確認させてくれる作品に仕上がっている。










クョスコニョ    [1] 
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