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○月×日 いきものがかり取材 |
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間もなくリリースされるニュー・アルバム『Newtral』について、3人にインタビュー。曲調のバラエティの豊かさは相変わらずだが、それぞれのタイプについて奇をてらわず、むしろド真ん中に切り込んでいく果敢さと、その結果としての安定感が印象的だが、そのいちばんポピュラーなところで自分たちの音楽を展開しようとすることについてはかなり自覚的、と彼らは言う。
「その意識はあるというか、多分そういうところでしかできないと思うんです。グループもそうだし、ソングライターとしても。極端な転調だったり、すごいギミックのあるコード進行とか、そういうことをあまり知らないし、もし知ったとしても、自分のなかで曲作りのフォーマットみたいなものはある程度できてしまっているので、そのなかでそれをどう使えばいいのかわからないだろうと思うんです。だから、余計にメジャーなフィールドのなかでいろいろ試すという方向になっていくんですよ。それに、いきものがかりという存在は、そのフィールドでやってるから、老若男女を問わないで、いろんな人たちが来てくれているんであって、そこを抜けたら多分食べていけないんじゃないかな(笑)。ただ、それはいろんな要素が重なってて、吉岡というボーカルがいないと成り立たないし、逆に男一人でやってても成り立たないだろうし。曲はオレと良樹がなんとか書いて、それを吉岡に歌ってもらうというところで、ギリギリのバランスを保ってるんだと思いますよ」(山下)
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