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  ○月×日 石井竜也取材
  「Gentle music magazine」(http://www.gentle-music.net/)のためのインタビュー。石井の2011年は、25周年ツアーとGROUND ANGEL10周年というアニバーサリーな展開が中心になるはずだったが、3・11以来、その構想は大きく方向転換されることになり、その後は様々な活動は3・11との関わりのなかで位置づけられることになっていったわけで、震災直前にリリースされた最新アルバム『MONN&EARTH』もそういう文脈で語られることが多い。実際、震災を予見していたかのような内容の曲もいくつか含まれているわけだが、震災と切り離して聴いてみてもこのアルバムは充分に聴き応えのあるボリュームと内容を持っている。
「最初は2枚組にするつもりもなかったんですけど、でも俺は作るとなるとけっこう多産なほうで、だいたい20曲以上作っちゃうんです。で、作ってるうちに、どういうわけか和のテイストの曲、あるいは憂いを含んだ曲がたくさんできてきたんです。それで、先に『MOON&EARTH』というタイトルは決めていたので、和と洋という2つのテイストを2枚のディスクにそれぞれまとめるという方向になっていきました。ただ、そのタイトルも最初はMOON-SIDEとEARTH-SIDEという意味を表してるわけじゃなかったんですよ。人間はいろんな関係性のなかで生きてますよね。友達同士、恋人同士、夫婦、兄弟、親子、いろいろありますけど、そういう関係性がどうもギクシャクしてて、嫌な事件も多かったじゃないですか。親が子どもを殺したり、逆に子どもが親を殺したり。だからこそ、お互いに引き合って心配し合いながら守り合いながら何億年も生きてきた地球と月の関係性を見習ったほうがいいなという思いを込めて、そういうタイトルにしようと思ったんです。でも、ピーボさんとのコラボがOKになって、上賀茂神社でのいい演奏が録音できて、っていうふうに物事が進んでいくなかで、楽曲を和と洋に分けて2枚組に収めるということになっていったわけです」
 間もなくリリースされるニュー・シングル「Where is Heaven」はそれとは対照的な印象を与える曲で、その振り幅の広さはそのまま石井のアーティスト性の奥行きを示しているだろう。
「ジャクソン・ポロックという偉大なアーティストへのリスペクトの表現として作った歌ですから、自分が勝手気ままにいい曲を作ろうというのとはちょっと違ってて、ポロックの苦悩や喜びが歌のなかに何かひび割れのようにいっぱい入ってきて、それを美しいと思う人もいるだろうし、汚いと思う人がいてもそれはけっこうですっていう。俺とジャクソン・ポロックの歌であって、ある意味では人には聴かせたくない歌ですよね。どうせ、俺とポロックの気持ちなんてわかりゃしねえんだろっていう。すごく失礼な歌でもあるんですけど(笑)、でも逆にそういう感じでトンがってる人には突き刺さって聴こえるかもしれないですね」
クョスコニョ    [1] 
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