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○月×日 VAMPS取材 |
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間もなくリリースされるライブDVDについてHYDEにインタビュー。DVDに収められたチリでのライブは、昨年のツアーのクライマックスであると同時に、2年半におよんだ彼らのライブ・ストーリーの集大成的な内容でもある。
「このセット・リストは日本のZEPPでいろいろ試したなかで出来上がったスタンダードという感じです。海外では、大きな流れはあまり変えてない。日本でやってるライブに自信があるんで、それをそのまま持っていきました。海外のお客さんをナメてるわけじゃないですけど、日本で完璧なのを海外でやるだけで十分だろうって思うんです。下手に、何か特別なことをやろうと考える必要はないんじゃないですか。逆に、日本でやるほど演出はできなくても、完璧なメニューさえあれば初めての国では絶対に勝てるという自信があるんで。その場所で何回もやるのであれば、ちょっと考えますけど。初めての国なので、いちばんベストのメニューでやるだけで十分だと思います」
そして、オーディエンスとの関係性をつねに意識してきた彼にとって、このライブはその関係性の到達点を伝える映像でもある。
「ここまで行けるとは思わなかったね。ファンとの関係が。最初はトラブルもけっこうあったし。いままでは、シートがある会場に慣れてるお客さんが多かったから。それが、ライブハウスで、ギュウギュウで、押した押さないってずっと言ってたんだけど、それが後半になるとそういう状況のなかでの楽しみ方をそれぞれが選び始めて、その段階で多分いくらか淘汰されましたよね。VAMPSの客が出来上がったというか。それは、すごく進化したって言っていいことだと思うんです。ライブがすごい楽しい場になったというか。最初の頃はちょっと、楽しい場じゃなかったかもしれないけど。そのお客さんとの関係性みたいなことは、これはまあチリだけど、この映像を見てもらえばわかってもらえると思いますけど、演出とかいらないバンドとお客さんの関係性になったんじゃないかなあ」
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