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  ○月×日 ASIAN KUNG-FU GENERATION取材
   7月19日と20日に横浜アリーナで開催される「NANO-MUGEN FES」のためのコンピレーション『NANO-MUGEN CONPILATION 2009』と、そのイベントについてインタビュー。話題の中心は、このコンピのために書き下ろされた新曲「夜のコール」である。颯爽としたロックンロール・ナンバーであるこの新曲は、かっこよくドライブしていながら、その内面は静かに自省している。
「ロック・バンドにとっては、アティテュードとかイデオロギーっていうのは大事だと思ってるんですけど、そういう厄介なものというか禍々しいものを抱えているからロック・バンドって面白いんだと思うんですよね。それでいて下世話だし。そういう立場に立って、何を歌っていくことがいいんだろうか?あるいは自分はそういう立場で何を歌いたいんだろうか?とか、そういうことを最近よく考えるんです。いろいろやったからでしょうけどね。社会的なことも『ファンクラブ』くらいから歌うようになってきて、それと対極にある青春アルバムも作ってみて、さてその次にあなたは何を歌っていくんですか?というのが自分自身に対する問いかけとしてあるっていう、そういう気持ちが歌詞になってるんだと思います」(後藤)
 そして、その自身への問いかけの結果をリスナーに向けるのは、タイトルからもうかがえるように、夜である。
「夜のほうが、時間としては個人的なものであるような気がするんです。みんながそれぞれに抱えてるものと向き合う時間というか。逆に、昼間っていろんなもので満ちあふれてる気がするじゃないですか。光もあるし、人も物も。しかも、そういうものに太陽の光が当たって、ちゃんと可視化されるというか。でも、夜は景色のトーンもグッと落ちるし。そういう状況になったときに、みんなとは言えないまでもかなり多くの人が昼間よりも内省的なメンタリティになると思うんですよ。僕が思ってる夜のイメージにはそういう要素もあるかもしれない。で、この曲はその内省的な部分に歌いかけたかったんだと思いますね」(後藤)
クョスコニョ    [1] 
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