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  ○月×日 石油ショックの際のトイレットペーパー騒動は憶えている
   ユニコーンの武道館を観に行く道すがら、”奴らのことだから、マスクをして出てくるんじゃないか?”と想像していたら、それ以前に関係者受付の人たちがマスクをして並んでいたので驚いた。というか、僕は不謹慎だから思いがおよばなかっただけで、多分マスクをして出迎えるのがまっとうな感覚なのだろうけれど、それでも自分がマスクをするつもりはもちろんない。と言って、このたびのウイルスの威力を侮るつもりもなく、むしろあの橋下知事が「都市機能が麻痺する」という理由で対応策の緩和を求め、「冷静に対処してください」と興奮した面持ちで語っていた舛添大臣が「季節性と変わりない」と説明したことによって”大丈夫なんだろうか?”という懐疑の念は募る一方である。しかも、いくつかのことが重なって起こる場合には、そのなかに意図的に仕掛けられたと思われることが紛れ込んでいることが少なくない昨今、この大騒ぎのなかで裁判員制度が始まったのも何かの意志がはたらいているのでは?といぶかしく思ってしまう僕はやはり不謹慎なんだろう。
 昨日、あるアーティストと取材で半日一緒だったのだけれど、取材の合間の与太話で「自分名義のライブが行われる」ということは裁判員に指名されたことを拒否する理由として認められるのか?という話になった。「グループなんだから、ひとりくらい出なくてもライブはやれるでしょ」なんて裁判所に言われたらどうする?と不謹慎な僕が聞くと、「裁判所を訴えてやる!」と彼は笑っていた。そして、「逆にこの制度を利用することはできないのか?」と彼は考えた。つまり、例えばメンバーの誰かが体調を崩してステージを務めるのが難しいような状況になった場合に、「ちょっと裁判所に喚ばれてまして…」なんていうMCでごまかすのはどうだろうか?というわけである。でも、どうして喚ばれたのかは言えないから、とすると被告人になったと思われるんじゃないか?という話になり、結局このたびの裁判員制度はアーティスト活動のプラスにはならないという結論に至った。
 まあ、不謹慎な人間が不謹慎な話をしていられるのはまだいいほうで、世の中の人々がみな風邪でもないのにマスクをして表情を隠し、何を言っているのかわからないようにしなければならないような社会にならないことを祈るばかりだ。そういう世の中なら、急にインフルエンザが流行ってもマスク品切れで気をもむ必要はないだろうけれど。
クョスコニョ    [1] 
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