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  ○月×日 アンジェラ・アキ取材
   環境gooのためのインタビュー。彼女にちゃんと話を聞くのは今回が初めてだけれど、話してみての印象は話す前の印象とまったくズレがない。オープンで真摯な人柄である。。最新シングルのサブタイトルは「十五の君へ」というのだけれど、まさに中学校の先生なんかになったら人気が出るだろうな、なんてことも思ってしまった。
 で、エコのインタビューでは必ず聞いている豊かさのイメージについて。
「暮らしの豊かさというのは、余裕だと思うんです。切羽詰まったり余裕がなかったりすると、暮らしが窮屈になるでしょ。でも、逆にちょっと余裕があるだけで人のことを思いやれる。エコって思いやりじゃないですか。自分だけのものじゃないから。で、思いやりの心って、余裕に比例してると思うんですよね。ただ、余裕を持つために心の健康をキープしようと思ってても、心の健康ってたとえばビタミンCをたくさん摂ればずっと大丈夫、みたいな話じゃないじゃないですか。急に不安というウイルスが入ってきて、健康な部分をいろいろと駄目にしていくことがあるし。だから、私が心がけてるのは、自分のスケジュールのなかで、やらなければいけないことをなんでも後ろ倒しにしないようにするってこと。ちょっとしたことですけど、毎日のなかでやらなければいけないことを後回しにしないで、具体的に毎日確実に積み重ねていくっていう。それでも、いつ、どこから嫌なものが忍び込んでくるかわからないし、もし忍び込んできたら、そのときはがんばらない。あんまり無理しないっていうか。そう言う時は、膝を抱えて一晩中泣いてます(笑)。だって、そうしたら、多分泣く前よりはすっきりしてるから」
 彼女の”心の余裕”には無理をしないということも含まれそうだ。同様に、言葉で言うほど簡単じゃない”信じ続ける”ということについても彼女は独自の考えを持っている。
「私は音楽をずうっと続けてたわけじゃなくて、“音楽やめた!”ってOLやってたときもあるし。だから今はやめてもいいし、そこから離れてもいいんだけど、また始めるっていうか、再度そのことに向き合ってやっていくということが信じ続けるということなのかなって思うんです。しんどくなったら、泣けばいいし、やめればいいし、放り出していいんだけど、でも還ってこられたらそれは信じ続けてるっていうことだと思うんです」
クョスコニョ    [1] 
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