総計: 4211158  今日: 2741  昨日: 4160       Home Search SiteMap
K's Glasses
profile
自己紹介
Diary 
Live Report
Recommend CD
 インターネットラジオ
音楽現実
 環境goo
地球にリスペクト!
 iPad/iPhoneマガジン
gentle music web

 

  ○月×日 やっぱりフランス優勝か!?
   EURO2004のオープニング・ゲーム"ポルトガル×ギリシャ"、そして注目の"フランス×イングランド"の2試合を見る。
 奇妙なことに、途中までこの2つの試合は似たような展開だった。すなわち、劣勢だと思われていたほうが先制し、そのまま前半を終え、後半になって逆転を狙った有力チームがカウンター攻撃に遭って反則を犯してしまい、PKをとられてしまう。ただ、そこでギリシャはきっちり2点目を奪ったのに対して、イングランドはベッカムがバルテズの好セーブもあって決められなかった。こうなると一気に、フランスに試合の流れは傾くものだけれど、イングランドは踏ん張って90分を守りきり、残すところロスタイム3分のみ、というところまでたどり着いたのだから、この試合はまあ、イングランドのものになって当然だったろう。ところが、その3分でフランスは2点を入れて逆転しまったわけである。ジダンという人は、うれしいのか怒っているのか、その表情の表しているところがあまりよくわからない人だけれど、さすがに1点目のフリーキックを決めたときはうれしそうだった。ただ、2点目のPKを決めたときにはうれしそうに駆け寄ったリザラズを振りきり、なんだか怒っているように見えたのは僕だけだろうか。"オレたちゃ優勝しなきゃいけないのに、こんなチンタラしたことやってちゃいけねぇぜ"みたいな。その瞬間の引き締まった表情から考えると、PKに臨んだ際のベッカムはちょっと軽かったかもしれない。少なくとも、この間のワールドカップのアルゼンチン戦でPKを蹴るときほどには集中していなかったのではないか? 
 考えてみれば、アルゼンチン戦のベッカムには98年のワールドカップで退場からの苦闘の4年間があった。そして、ジダンには、あるいはフランス・チームにはこの間のワールカップでの惨敗という苦い記憶がある。結局のところ、"負けられない""勝つんだ!"という気持ちが強いほうに、勝利の女神は微笑むということか。となると、やっぱりドイツが強いのかな、と思ったりして。
 それにしても、ベッカムは"あの時、PKさえ決めていれば・・"という思いを胸にポルトガルを後にすることになるような気がする。試合が終わったところで、ジダンとベッカムが言葉を交わしていた。なんて話したんだろう?
クョスコニョ    [1] 
 前のテキスト: ○月×日 がんばれ!デンマーク
 次のテキスト: ○月×日 吉田修一『長崎乱楽坂』読了
copyright(c)2008 TATSUYA KANEDA All rights reserved