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○月×日 フジファブリック取材 |
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間もなくリリースされるニュー・アルバムについてメンバー全員にインタビュー。このアルバムは、私見では、年をとるということについてのアルバムだ。ただ、それは人生を十分に味わった年齢の人間の観照ではなく、『TEENAGER』というタイトルからもうかがえる通り、まだいろいろと考え、悩むことの多い人生を生きている人間の気持ちが表現されている。だからこそ、格段にグリップの強くなったバンド・アンサンブルがお似合いで、とても印象的な青春作品に仕上がっていると思う。
「成長したつもりが、結局変わってねぇなあっていう。そこでいちいちセンチメンタルになって苦しんでるようすを鏡で見ながら、ナルシストだねえって思ったりして。そういうのもいいんですけど、そこで感傷に浸ってるんじゃなくて、ウォークマンでも着けて、とりあえず動きだそう、みたいな。そこから始めていいかなって思って。ティーンエイジャーの頃の自分とあまり変わらないけど、年はとっていくし、解釈もどんどん変わっていくんだから、まあわかんないっスっていう。わかんないことだらけなんですよ、世の中は、っていうアルバムなんです」(志村)
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