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○月×日 ストレンジヌードカルト、野狐禅取材 |
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ストレンジヌードカルトは大阪から登場した3人組。11月にメジャー・デビューを飾る。最大公約数のニーズを意識する一方で、自分たちにしかできないアンサンブル、自分たちにしか歌えない言葉を探していると語る。
野狐禅は2ndアルバムについてのインタビュー。彼らは、自分たちが鳴らしている音楽の変化を感じている。その変化を良しとしながらも、その質と行く末を見定めようとしている印象だ。
結局のところ、オリジナルな表現を目指すと、自分が何者なのかを問うことになる。たいていそれは面倒で気詰まりな作業だけれど、それでも飽かずにやり続けられたら、それがオリジナルかどうかは別にして、某かの説得力を持つ表現にたどり着くことができる、と僕は思っている。2組の若きミュージシャンは、そういう道のりの途中、どこかの地点にいま立っているようだが、そこからどんなふうに歩を進めて行くのか。もちろん、決めるのは彼ら自身だ。
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