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○月×日 藤井フミヤ取材、そしてin the city |
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フミヤ・ファンならよくご存知のはずの「めざましテレビ」企画のラブソングが完成し、その曲についてインタビュー。リリースされたばかりのアルバム『POP☆STAR』とは対照的な、じんわり染みてくる系の1曲だ。
「そういうテイストは間違いなく本質的に自分のなかにあるもの」と、フミヤさんは言う。
そして、そういう方向の音楽性への傾きを強めていくだろうと感じている。来年のアルバムはいきなりバラード・アルバムになったりして。
取材終了後、渋谷に向かい、in the cityのセミナーでスタンフォード日本センター研究所長・中村伊知哉氏の話を聞く。彼いわく、コギャルと言われる連中はバナナにマヨネーズをつけて食べて「おいしい」と言い、さらにカレーに納豆を入れたところにマヨネーズを混ぜて食べる、常識を超えた存在だ、と。しかし、と彼は話を続ける。
「1000年前、日本の女性はかな文字を発明して世界の文化をリードし、現代のギャルたちはギャル文字を発明してIT文化をリードしている」
僕の個人的な経験を振り返れば、カルピスやコーラを飲みながらサバの味噌煮定食を食べる若手編集者を見ていると、仕事の進め方に少々違和感を感じることがあってもまあ仕方ないか、と思うことがあるけれど、とりあえず時代は確実に変化しているということである。
夜は、TAKE OFF7とCHELSEA HOTELをまわって2組のライブを観る。
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