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  ○月×日 もの知りでなくてもいいと思う
   今日も、BOXX、TAKE OFF7、CHELSEA HOTEL、eggmanをハシゴして8組の演奏を観る。今日観たなかで印象的だったのは、BAD MUSIC GROUPのライブ。BAD MUSIC GROUPというと、JUN SKY WALKERS、the pillows、Mr.Children、ミッシェルガン・エレファントを輩出したプロダクション。この日、観た3組もそれぞれに個性がちゃんとあって、こういうアーティストをしっかりみつけてくるBAD MUSICの底力というか嗅覚みたいなものに感心してしまった。もっとも、音楽ファンはもうすでにそういうレーベル・カラーみたいなものを敏感に感じ取っていて、"BAD MUSICのバンドなら良さそうだからライブを観てみようかな"なんてことが行われているのかもしれない。
 一方で、これはここ数年感じていることだけれど、総合的な点数は高いものの、かと言って、特に強く印象に残るものがない、というアーティストが増えていることも事実だ。演奏も上手になっているし、音楽もよく聴いているな、と思う。でも、グッとこない。まあ、グッとくるかどうかは個人的な好みに負うところが大きいが、その個人的な好みによる判断で言えば、ここのところグッとくる音楽を作る人たちは田舎者というか、情報過疎地域者が多い。あるいは、自分勝手にというか個人的指向として情報過疎状態に入り込んでいるケースもある。つまり、たくさんいろんな音楽を聴くことは楽しみとしては面白いことだと思うけれど、自分で作るという場合にはそんなにいろんな音楽を聴くことは大して必要ないように思う。

 音楽に限ったことではないと思うけれど、新しく何かを作ろうとする人間に必要なのは、情報量ではないのだ。
クョスコニョ    [1] 
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