総計: 4333059  今日: 695  昨日: 2479       Home Search SiteMap
K's Glasses
profile
自己紹介
Diary 
Live Report
Recommend CD
 インターネットラジオ
音楽現実
 環境goo
地球にリスペクト!
 iPad/iPhoneマガジン
gentle music web

 

  ○月×日 in the cityTOKYO2004始まる
   半年前から打ち合わせに参加して、企画書の制作などを手伝ってきた音楽コンベンションin the cityTOKYO2004が始まった。正確には、9/26にNHKホールで前夜祭としてスペシャルライブがあり、今日、渋谷公会堂でのロック映画の上映会からメイン企画がスタートしたわけである。この半年間、この企画に専念してきたわけではないけれど、それにしても半年なんてアッという間である。正直、参加した頃は"まだ半年も先の話だしな"なんて思っていたところもあったのだが、じつに、もう始まってしまったのである。
 このコンベンションの詳しい内容はサイト(http://www.inthecity.jp/)をチェックしていただくとして、そのいろいろとある内容を、とにかくできるだけ見て回ろう、というのが始まってしまった今日の時点での考えで、今日はBOXX、egg-man、CHELSEA HOTEL、TAKE OFF7という4つのライブハウスをハシゴしてまわり、5組のインディー・アーティストの演奏を観た。
 インディー・レーベルおよびそこに所属しているアーティストは、かつては大雑把に言って、いわゆるヒット予備軍かカルト的な支持を集めるマニアックな音楽集団のどちらか、という感じだったわけだが、ご存じのとおり、いまやインディーのアルバムがオリコンの総合チャートで初登場1位を記録し、100万枚を売ってしまう時代である。だから、いま「インディー」というあり方は、「とりあえず」ではなく「結局」でもない、ひとつの自足した活動形態になってきている。それは、音楽にとってはやはり有意義なことで、in the cityTOKYO2004のテーマのひとつでもある、「消費財ではない音楽」が生まれる土壌を広げることにも深く関わっているだろう。で、今日、インディー・レーベル主催のライブをハシゴして感じるのは、その現場の平熱感だ。自分たちが信じている表現を変に気負うことなくオーディエンスに提示してみせている。それが、停滞の一断面なのか、あるいは成熟への一局面なのかはまだわからない。
 in the cityTOKYO2004は10月10日まで続く。
クョスコニョ    [1] 
 前のテキスト: ○月×日 もの知りでなくてもいいと思う
 次のテキスト: ○月×日 オスアリが奥田民生の歌を聴いたら?
copyright(c)2008 TATSUYA KANEDA All rights reserved