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  2月16日 ウルフルズ@渋谷公会堂
   舞台に向かって上手の最前列に野郎が4人陣取っているのをトータスとケースケがMCで取り上げて会場がひとしきり盛り上がったところで、僕の傍らにいた女の子たちが「いいなあ。私達もイジってほしい」って。そのリアクションはどうよ!

 というわけで、ジョン・B・チョッパーが復帰して初めてのツアーである。スマッシュ・ヒットを記録した「ええねん」からもはつらつとしたバンドの雰囲気が感じられたので、久しぶりに出かけてみた。で、1曲目からちゃんと衒いのない選曲で納得。やっぱり、すっかり吹っ切れているようだ。音楽性とかオリジナリティとかいうような小賢しい話には耳を貸さないで、ぜひともこのまま突っ走っていってほしい。敢えて言えば、そこにこそウルフルズならでは、というオリジナリティも生まれるはずだ。実際、このステージなら20年後に同じことをやったって古臭く感じることはないだろう。あとは、メンバーのエネルギーをもっと高めるだけだ。10日前に同じ渋公で見た清志郎は、齢50を過ぎているにもかかわらず、もっと声が出ていたゾ。がんばれ、トータス!

 清志郎といえば、この日ケースケが歌う場面でトータスがドラムを叩いたのだけれど、清志郎もこの間のライブでドラムを叩いていた。バンドのアンサンブルでは、ドラムのキックとスネア、そしてボーカルをつなぐラインが人間の体で言えば背骨にあたるわけだが、そんなバンドの構造を十二分に心得たこのふたりのボーカリストのドラムは、技術の問題とは別に、かなり歌いやすいドラムなんじゃないだろうか? そんなこともふと考えてしまうほど、クドいウルフルズの演出はやはり一見の価値あり、である。
クョスコニョ    [1] 
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