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  1月31日 GOING UNDER GROUND@渋谷公会堂
  ORe TABIツアーのファイナル。この日でドラムの河野丈洋が”卒業”となった。
それは、松本素生がMCで語った通り、このバンドの”青春”の終わりを象徴的に告げているわけだが、青春の終わりを自覚するのは青春が終わってずいぶん経ってからになるのがほとんどであることを思えば、オンタイムで自分たちのキャリアの節目を自覚できたことはなんとも幸運なことだ。しかも、人生において「ありがとう」と「さようなら」をしかるべき人にしかるべきタイミングで告げることはなんとも難しいことだが、松本はこの日のステージ上で河野がこのバンドに果たした最も重要なことのひとつについて「ありがとう」と言った。すなわち、「正月にボックスセットを聴き直していて思ったんだけど、最初のアルバム3枚まで、メンバー4人は誰もGOINGが何を歌っているのか、誰に向けて歌っているのか、そういうことを何もわかっていなかったけど、丈さん一人だけがそのことをわかっていて、その方向にバンドを導いてくれた。そのことはとても重要で、だから僕は丈さんにお礼を言いたいです。ありがとう」それは、このバンドの幸福を形になったシーンダったが、その「ありがとう」は”青春”を終えたこのバンドが進んでいく上でのひとつのエネルギーにもなっていくだろう。
演奏自体は、なんとも軽やかで心地良く、それでいてダブル・アンコールで披露した「東京」のゴツゴツとしたグルーヴが、このバンドの現時点での到達点を伝えてなんとも清々しかった。

1.センチメント・エキスプレス
2.ダイアリー
3.VISTA
4.さびしんぼう
5.TWISTER
6.いつまでたっても
7.アゲハ
8.同じ月を見てた
9.ALONE AGAIN
10.かよわきエナジー
11.俺たちの旅
12.南十字
13.9 th Route
14.Tangerine Orange
15.ランブル
16.LONG WAY TO GO
17. ナカザのディスコ
18.STAND BY ME
19.トワイライト
20.ハミングライフ
[ENCORE-1]
1.ボーイズライフ
2.ハートビート
3.グラフティー
[ENCORE-2]
1.東京
クョスコニョ    [1] 
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