総計: 4211309  今日: 2892  昨日: 4160       Home Search SiteMap
K's Glasses
profile
自己紹介
Diary 
Live Report
Recommend CD
  12月8日 くるり@STUDIO COAST
   5人体制になって初めてのツアーのファイナルにして、今年最後のワンマンでのステージである。3週間前の東京公演と比べると、さすがにいい意味でまとまりが出てきていて、くるりのオルタナ的な一面から始まって、フォーキーな部分を披露したあとで、ガツンとしたナンバーで加速し、最後はくるりスタンダードで締める、という構成のめりはりがより際立つステージになっていた。それでも、演奏全体が醸し出す雰囲気というのは、やはり非常に動的というか、確固たるものを見せつけるというよりは今まさに何かが醸成されつつある過程をともに体験する、といった感じが強く、だからこそ音楽としてはどちらかと言えば地味な感じはあっても、ライブ後の”特別な時間を過ごした”という実感は強い。そして、そこで感じる感覚は、はっきりとは行方を見定め難いという意味で予感と呼ぶべきものだろうが、個人的な予感としてはくるりの次作は初期のきてれつな感覚をより洗練した形で提示してみせるオルタナティブな内容になるのではないかと感じた。まあ、僕の予想はめったに当たらないのだけれど。
 それはともかく、今年最後のワンマンの最後に彼らが演奏したのが「奇跡」という曲であったことは、来年以降あらためて意識されることになるような予感がする。


1.LV30
2.LV45
3.マーチ
4.コンバットダンス
5.窓
6.旅の途中
7.ペンギンさん
8.のぞみ1号
9.石巻復興節
10.Thank You My Girl
11.さっきの女の子
12.METAL ZONE
13.ホームラン
14.Bus to Finsbury
15.ブレーメン
16.リバー
17.BIRTHDAY
18.ワンダーフォーゲル
19.東京
[ENCORE]
1.ハイウェイ
2.さよならアメリカ
3.奇跡
クョスコニョ    [1] 
 前のテキスト: 12月28日 吉井和哉@日本武道館
 次のテキスト: 11月16日 くるり@Zepp TOKYO
copyright(c)2008 TATSUYA KANEDA All rights reserved