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  11月26日 小坂忠@国際フォーラム Hall A
  1975年にリリースされた小坂忠のアルバム『HORO』の再現コンサートだ。
ティン・パレーによる演奏やフォージョーハーフの復活、さらには超豪華なゲスト人など話題は尽きないが、個人的には“これは全くのゴスペル・コンサートだなあ”という感想に尽きる。
ゴスペル・クワイアーによる「You are so beautiful」から始まって、武部聡志のピアノ伴奏による小坂忠の「You are so beautiful」で終わったコンサートは、会場に集まったオーディエンス一人ひとりのいのちを祝福するというコンセプトが明解で、小坂のMCでは「裏テーマは奇跡」という話も出たが、それはそうした形の良い知らせがオーディエンス一人ひとりに届くことを願うコンサートだ、と僕は感じた。
ゴスペルとは、Good Spellから生まれた言葉だと言われている。Good SpellとはGood News つまり良い知らせということで、キリスト教的にいえば福音ということ。小坂は最後の長いMC、というよりはミサの説教のようだったが、そのなかで奇跡はマイナスの状況に陥った時に訪れると説いていた。そして、そこには愛が必要である、と。そう言えば、間違いなくこの日のクライマックスの一つだった「I believe in you」のピアノ伴奏を務めた矢野顕子には『愛がなくちゃね』というアルバムがあったなあ、なんてことも思い出したけれど。
ちなみに、アンコールにはゲスト陣はこの日のために作られたHOROのジャケットをあしらったTシャツを着て登場したが、3人だけ着ていなかった人がいて、それは矢野顕子と吉田美奈子と高橋幸宏。なるほどね、という感じだが、ちゃんとTシャツは着ながらその上に長いマフラーを巻いて登場したCharがなんともかっこよかった。
クョスコニョ    [1] 
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