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  2月8日 abingdon boys school@ZeppTOKYO
   アルバム『ABINGDON ROAD』を携えてのツアーからのステージ。"JAPAN TOUR"と謳っているのは、昨年秋のヨーロッパ・ツアーからの流れを意識しているからだ。アルバム・リリース時のインタビューでは、そのヨーロッパ・ツアーとそれに先立つリキッドルームでの連続ライブを経てバンドの面構えが大きく変わったと思うと西川は語っていたが、果たしてその言葉の通り、面構えはずいぶんと凛々しくなった印象だ。特に、バンドの音の骨組みの重厚さが増し、しかもその重厚さを衒いなく前面に押し出してくる演奏は迫力十分。加えて、各パートがそれぞれにかなり縦横無尽な感じで演奏すればするほどバンドのサウンドの個性が際立ってくるという独特の構造がなんとも印象的だった。つまりは、バンドが自分たちにとってのバンド感というものをしっかりグリップしたということなんだろう。
 ところで、この日の客席を見てみると、けっこう男性が増えてきているように思えたが、それでも個人的にはもっと増えていいんじゃないかと思う。ギター小僧、ベース小僧、ドラム小僧にはかなり見どころ、聴きどころは多いはずだ。それは、西川以外のメンバーのソロ・パートがあるからとか、そういうこと以上に各プレイヤーが奔放に弾きまくっているようで、でもちゃんとバンド全体の音、あるいは楽曲の核心を見据えたプレイに終始しているからで、そうした高いレベルでプレイヤーの個性とバンドのアンサンブルが拮抗するバンドは日本のいまのシーンではかなりレアだからね。


SE:nocturne
1.STRENGTH
2.Freedom
3.HOWLING
4.NERVOUS BREAKDOWN
5.and I love…
〜Shibasaki solo〜
6.PINEAPPLE ARMY
〜SUNAO solo〜
7.Siren
8.蒼焔-SOUEN-
〜Kishi solo〜
9.Valkyrie
10.Fre@K $HoW
11.潮騒
12.JAP
13.INNOCENT SORROW
14.キミノウタ
[ENCORE]
1.From Dusk Till Dawn
2.BLADE CHORD
3.Sweetest Coma Again
4.アテナ


クョスコニョ    [1] 
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