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吉井和哉およびTHE YELLOW MONKEYのファンにとっては恒例の年末武道館。この日は、イエモンの結成記念日だが、今年はその日から20年ということでトリビュート・アルバムがリリースされるなどして再評価の気運も盛り上がるなかでの公演になった。で、そのメニューは”GREATEST HITS"と題してソロになってからの代表曲を並べるということで、つまりはイエモンもいいけどソロだって同じくらいいいよ、てな感じか。バンドもこれまでのレコーディングで協力してもらったアメリカのドラマーとベーシストを迎えた編成で、よく引き締まった演奏を聴かせた。ステージの構成は、数曲演奏してはMCでキャリアを振り返ったり曲の紹介をしたりということを繰り返すオーソドックスな、どちらかと言えば地味なものだったが、彼の場合はそれで十分というか、それこそが現在の彼の存在感をいちばんアピールできるスタイルであるように思われた。本人いわく「知る人ぞ知るでいいので」ということだが、こんな素晴らしいロック・ボーカリストをそんなふうにしておくのはもったいない。来年はアルバムは出ないとのこと。リリース・ペースはゆったりしてくれればいいけれど、新作はなくてもライブは見たいとつよく感じさせたステージだった。
1.JUST A LITTLE DAI
2.ALL BY LOVE
3.Do The Flipping
4.LIVING TIME
5.黄金バッド
6.Yer Blues
7.ウォーキングマン
8.LONELY
9.CALL ME
10.FALLIN' FALLIN'
11.I WANT YOU I NEED YOU
12.魔法使いジェニー
13.BLACK COCK'S HORSE
14.BEAUTIFUL
15TALI
16.ONE DAY
17.ビルマニア
18.ノーパン
[ENCORE]
1.BELIEVE
2.ルビー
3.WEEKENDER
4.FINAL COUNTDOWN
5.Shine and Eternity
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