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  12月21日 ASIAN KUNG-FU GENERATION@ZeppTOKYO
  ”Tour 2009 酔杯リターンズ”最後から2番目のステージ。このツアーは各所ともオーブニング・アクトが登場するのだけれど、この日はDE DE MOUSE。ツイン・ドラムにパーカッション、そしてふたりのキーボードという編成。打ち込みベースのダンス・ミュージックという区分けで間違いないと思うが、それでも打楽器隊が3人もいる編成だから、自然とそのグルーヴは有機的でしなやかなものになる。かっこよかった。
 で、アジカン。気がつけば、ずいぶんとたくましくなっている。”上手いなあ”ということはないけれど(笑)、音の質感がとてもしっかりしている。しかも、その表面はゴツゴツとした印象なのだけれど、でも肌触りは嫌な感じではない。むしろ、そこに触れたとき、何かホッとさせるような不思議な温かみがある。その”不思議な温かみ”こそが彼らの身上で、例えばこの日1曲だけカバーした”何も言わないことがかっこいいバンド”の典型とも言えるミッシェルガン・エレファントでさえ、まだ存在していればその説得力には一目おくだろう。そして、最近の彼らの音楽は伸びやかだ。まだまだ伸びていく予感もある。”伸びていく”なんて形容は失礼なくらいのキャリアと実績があるバンドだけど、だからこそそういうふうに感じさせるところに彼らの抗いがたい魅力があると思う。


1.新世紀のラブソング
2.サイレン
3.マジックディスク
4.ブルートレイン
5.ライカ
6.長谷サンズ
7.惑星
8.その訳を
9.白に染めろ
10.未だ見ぬ明日に
11.十二進法の夕景
12.ソウショウ
13.夜のコール
14.バードメン
15.振動覚
16.リライト
17.アフターダーク
18.転がる岩、君に朝が降る
[ENCORE]
1.君の街まで
2.君という花
3.Understand
4.新しい世界
クョスコニョ    [1] 
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