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  8月1日 浜崎貴司vs高野寛@晴れたら空に豆まいて
   浜崎貴司のソロデビュー10周年企画「gachi10番勝負」の第7回である。約1年前、この企画が始まる直前の時期に浜ちゃんにインタビューする機会があり、この企画のことを知らされ、”早く見に行かないとな”と思っている間に7回目を迎えてしまったが、”今回は対戦相手も古い知り合いだからまとめてあいさつができるな”なんて調子のいい考えで出かけた。それに、この日のMCでも話題になっていた二人のユニット「Beauty Boys」は僕がプロデューサーをやっていたテレビ番組の司会を高野くんがやってくれていたときに結成されたもので、この日の終演後あいさつに行ったら高野くんが「この組み合わせはあの番組でやったセッションが始まりみたいなものですよね」と言ってくれたくらい、僕にとっては思い入れのある顔合わせなのだった。
 まず、印象的だったのは浜ちゃんの包容力がさらに高まっているように感じられたことで、それゆえに”座”と呼ぶのがふさわしく思われるこの日の空間に集まったオーディエンスの気持ちをたちまちつかんでしまった。そして、ユーミンの「夕涼み」のカバーは絶品だった。
 高野くんは高野くんで、いよいよボーカリストとしての深まりが感じられて、”こういう歌を歌う人が改めてpopに向かうのはとてもいいなあ”ってアルバムへの期待感がいよいよ高まった。
 ところで、アンコールのいちばん最後に高野くんを送り出した後、浜ちゃんが「フライング・キッズの新曲です」と紹介して一人で演奏した「さよならレインボウ」という曲は歌詞を聴いていると明らかに清志郎に捧げられた曲なのだが、僕はこのライブにやって来る道すがら「いちばん最初に作った曲は♪雨がやんで大きな虹が出た♪っていう曲なんだ」と清志郎が語っているインタビュー記事を読んでいたので、ちょっとびっくりした。じつにつながっているというか、歌というものは終わらないんだということなのかもしれない。
クョスコニョ    [1] 
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