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  2月7日 甲斐バンド@日本武道館
  ”最後の”の甲斐バンド・ツアー。そのファイナルである。
 開場が15時、開演は16時だったが、会場前にファンが姿を見せ始めたのは11時。武道館の中で、前日から徹夜で続いていたステージ仕込みが仕上げ段階に入った頃だった。この日だけ用意された「プレミアム・シート」に座ってリハを見ていたら、甲斐に当てられた後方からのスポットライトがそのままこちらまで届くから甲斐と同じ光源のなかに立つことになるのがわかって、”こりゃあ確かにプレミアムだ”と実感。そんなこんなで午後の時間は過ぎるのは、異様に速く感じた。本番直前のテレビ番組取材班による囲み取材では、3人が異口同音にこの日のライブを楽しみたいと語ったのが印象的だった。
 さて、注目のステージ。終わってみれば3時間のボリュームだったが、その渦中にいる間はこれまたアッという間に過ぎ去った感じだった。率直に言って、演奏の細かいミスを散見されたけれども、全体としてじつに颯爽としてタイトなロック・ライブだったと思う。いつも話題になる照明は、この日はとりわけ圧倒的で、あらためて前島良彦という照明プロデューサーの凄さを思うと同時に、長年コンビを組んできた甲斐と彼はやはり同じ種類の人間だなあということも思った。つまり、圧倒的な表現で、雰囲気とか気分ではなく、確かな質量を持った情感を受け取り手に届けるということに対してあくまでも真摯で妥協がないのだ。
 終演後、六本木で開かれた打ち上げパーティーは終始和やかな雰囲気で、特に田中一郎と松藤英男のはしゃいでいるようすがこの日のライブの意味を象徴しているようにも思えた。

(OPENING SE「ROUTE 66」)
1.きんぽうげ
2.感触(タッチ)
(「ガラスの動物園」SE)
3.らせん階段
4.ナイト・ウェイブ
5.シーズン
6.ビューティフル・エネルギー
7.カーテン
8.シネマクラブ
9.裏切りの街角
10.かりそめのスウィング
11.安奈
12.嵐の季節
13.地下室のメロディー
14.氷のくちびる
15.ポップコーンをほおばって
16.翼あるもの
17.漂泊者(アウトロー)
18.LADY
19.HERO
[ENCORE-1]
1.25時の追跡
2.胸いっぱいの愛
3.テレフォン・ノイローゼ
4.観覧車’82
[ENCORE-2]
1.破れたハートを売り物に
2.ラブマイナスゼロ
3.100万$ナイト
(ENDING SE「熱狂」)
クョスコニョ    [1] 
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