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Tour of"TEN STORIES 2"、その折り返し点のステージ。ライブが終わってステージ裏に行くと、缶ビールを手にした松藤さんが通りかかって、「かっこいいバンドでしょ」と笑った。おっしゃる通り、である。ステージの白眉を飾った「光あるうちに行け」で、ずしりと持ちおもりのするギター・ソロを披露した西村智彦が、打ち上げの席ではバンドのメンバーにさんざんいじられていたが、そのメンバーたちもじつにうれしそうだった。そのなかで交わされた言葉でいちばん印象深かったのが、「JAH-RAHは、ドンカマをだましてんだよね」という前野さんの言葉。それを聞いて、納得しているメンバーたちの表情も印象的だった。それは、このバンドのグルーヴの奥行きの秘密を鮮やかに語っている。
このバンドで新曲をレコーディングしないかなあ、とあらためて思うステージだった。
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