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  10月19日 甲斐よしひろ@グリーンホール相模大野
   秋のアコギ・ツアー。この日はパーカッションの宮川剛が加わったバージョンである。セット・リストは変わらず、いくつかの曲に宮川が加わるという形だ。彼の加勢が最も効果をあげていたのは、おそらくは今回のセットリストのひとつのクライマックスであろう懐かしい2曲で、12月に甲斐バンドのアルバムが紙ジャケになって再発されるという話題も手伝って、とりわけ際立って感じられた。
 それにしても、ギター2本が基本形という今回のセットで甲斐バンドの曲を演奏すると、その楽曲群がギター・ミュージックとしていかに難度の高いことをやっているかということがあらためて思い知らされる。で、それは今回のセットのひとつの意義でもあるように思う。
 終演後、楽屋でKAIと少し話したら、「ツアーの合間をぬって再発作品のマスタリングをずっと続けているので、耳が少し変なんだ」と言っていた。ライブのMCで、「裏切りの街角」のイントロの尺がオリジナル・テイクよりいつの間にか倍になっていることに気づいたと面白そうに話していたが、音楽の内容の部分でも再認識、再確認することがあるんじゃないだろうか。で、もちろん、そういうことが今回のツアーのボーカルにもなにがしかの影響をこれから与えていくんじゃないかと想像する。さてさて、どんなふうに深まっていくのだろう。
クョスコニョ    [1] 
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