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  8月21日 SPITZ@ZeppTOKYO
   結成20周年祭り、その2日目である。昨日は、GOING UNDER GROUND、曽我部恵一バンド、つじあやの、フラワーカンパニーズがゲストで登場し、それぞれがSPITZの曲をカバーしたようだ。で、今日のゲストは、KREVA、MONGOL800、そしてシークレットで吉井和哉というラインナップ。KREVAのステージに草野が入って「来ればいいのに」を歌い、吉井はSPITZとともに「ロビンソン」「ラブ・コミュニケーション」を歌った。
 開演からずっと空席だった僕の隣の席に、SPITZのステージが始まる直前にいかにも業界風の女性がやって来て座り、思い切りSPITZのステージを楽しんで帰っていった。自分のごひいきだけじゃなくイベント全体に付き合うのが筋だろ、というのが僕の基本的なスタンスだが、彼女ほど率直にSPITZだけ楽しまれると、なんだか自分が杓子定規な小役人のように思えてくる。
 それはともかく、今日のステージで印象的に思ったこと。
KREVAは本当に厳しい戦いを自覚的にやっているなあ。イントロのないままに歌い始めるMONGOL800のいくつかの曲がとても自然に感じられて、しかも強い曲だなあ。そして、吉井和哉という人は、ただ体が大きいんじゃなくて人がデカいんだなあ、とあらためて思った。
 もちろん、SPITZは本当に素敵だ。「胸に咲いた黄色い花」って本当にいい曲だなあ。
クョスコニョ    [1] 
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