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  7月14日 GOING UNDER GROUND@日比谷野外音楽堂
   個人的には、ずいぶんと久しぶりの”全編雨の野音”である。会場中央の席に座って、じいっとステージを眺めていたら、パンツまで濡れてしまった。それでも、「"TWISTER"って曲を作ってツアーに出たら、そのファナルがこんな雨で、今日はきっと何か起こるな」と松本素生が無邪気に語った通り、この日の野音に素敵な「何か」が起こったことは間違いなくて、だから地下鉄の霞ヶ関駅で帰りの電車を待ちながら雨合羽をたたむ僕の気持ちはずいぶんと晴れやかだった。
 演奏の出来ということで言えば、新曲「カウボーイによろしく」から始まるパートの4曲をじっくりと聴かせた一方で、メドレー式に曲を連ねる終盤の躍動感も印象的だった。栃木で観たときにはバンドとしてのステージが一段上がったと感じたが、この日の演奏を観ているとその一段上がったステージにしっかりと彼らは脚を踏み出したんだなと思えた。
 小沢健二が「カウボーイ疾走」という曲で、♪もう間違いが無いことや/もう隙を見せないやりとりには嫌気がさしちまった♪と歌ったのは1993年のこと。
 そして、当時オザケンを聴きまくっていたという松本は♪物語は続いていくんだ、カウボーイ♪と、「カウボーイによろしく」で歌う。
 確かに、「物語」はどうしようもなく続いていくわけで、しかしそれが決して空しいことではないんだという確信のなかで彼らが音楽を鳴らしていると実感出来たことが、この日起こった「何か」だったのかもしれない。
♪嵐が来ても止まらない/僕らのためにひびく歌/誰かの声も届かない/今僕らには♪




1.TWISTER
2.グラフティー
3.STND BY ME
4.ランブル
5.サンキュー
6.ミラージュ
7.VISTA
8.カウボーイによろしく
9.シグナル
10.プラネット
11.南十字
12.センチメント・エキスプレス
13.ステップ
14.メタルジャガー
15.愛をちょうだいな
16.ショートバケイション
17.ホリディ
18.トワイライト
19.いつまでたっても
[ENCORE]
1.愛のうた
2.胸いっぱい
3.ダイアリー
4.ハートビート
クョスコニョ    [1] 
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