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堀込泰行のソロ・プロジェクト最初のツアーのステージである。やる方も緊張するだろうが、見る方だってどんなふうになるんだろう?てな雰囲気が最初は漂っていたが、演奏が始まってしまうとやはり楽曲の良さと声の魅力で楽しめてしまう。おまけに、プレスリーやニック・ロウのカバー、さらにはキリンジ楽曲の弾き語り、そして新曲まで用意していてなんとも飽きさせない構成だった。
ちなみに、今回のソロ・プロジェクトの最大の収穫のひとつはMCが上手になっったこと、と後に言われそうなMCも印象的。兄の高樹に、彼のソロ作のインタビューをした際に、ライブのMCの話になって、「ひとりのほうがMCはラクなんじゃないですかね。泰行は話がどこに行くのかわからないところがありますからね(笑)」と語っていたが、もうそんなこともないだろう。こうなると、12月のお兄さんのソロ・ライブのMCにも注目である。
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