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絶賛ツアー中、その折り返し点のライブである。
ツアー初日には、MCで能弁に語る後藤さんを紹介したが、この日は「こんばんは、アジアン・カンフー・ジェネレ−ションです」のひと言だけで9曲目まで突っ走ってしまう構成。それでも、意識的にかシングルヒット曲が並んだこともあって、当然のように盛り上がった。もっとも、ざっくばらんに言ってしまえば、いま彼らのライブで盛り上がるのは必定。問題はどう盛り上がるのか？ということだろう。
印象的だったのは、その９曲目までの演奏が、いい意味で力が抜けてるなあと感じられたこと。いいツアーを重ねているのだろう。それだけに、その後に続いたまったりとした曲の並びのパートが今後の課題だと感じられた。ツアー・ラストのZepp 公演を観るときには特に「ノーネーム」の演奏に注目してみようと思う。
ちなみに、この日からベースの山田さんとギターの喜多さんがオリジナルのピックを使い始めたそうだ。ピックが変わったからと言っていきなり音が変わることはないと思うけれど、でもオリジナルのピックを使うとなると本人の気分は全然違うだろう。ツアー後半戦、山田＆喜多、ふたりのプレイにもこれまで以上に注目である。
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5月2日 ASIAN KUNG-FU GENERATION@SHIBUYA-AX
