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3月4日　忌野清志郎＠PARCO 劇場   　35周年ライブ3日目。この日も、1日目に続いて4時間コース。出演は、ライムスター、ハザマシンタロウ、高野寛＋浜崎貴司、ワタナベイビー、ダンディ坂野、トータス松本、藤井裕グループ、井上陽水、クラゲーズ。ただし、この日は1日目と違って清志郎自身が大車輪の活躍。ワタナベイビーのバックではフライングVを弾きまくり、藤井裕グループではドラムを、そしてダンディ坂野の登場前には黄色いスーツでひとり出てきて、「ゲッツ！」と決めてみせた。圧巻は陽水とのデュエット。お客さんもかなり、お腹いっぱい状態だったのでは。 　個人的には、藤井裕グループのギターとして登場したChar が、一度も「35周年おめでとう」などとは言わず、しかしいきなりブルース・セッションをしかけて即興の曲で♪オマエは歌い続ける！♪と歌ってみせた、そのひねくれぶりがいかにもかっこよかった。しかも、ギタープレイのキレも尋常じゃない。こういう振る舞いをミュージシャンシップというのだろう。     [1]   前のテキスト: 3月5日　忌野清志郎＠PARCO 劇場  次のテキスト: 3月3日　忌野清志郎＠PARCO 劇場 copyright(c)2008 TATSUYA KANEDA All rights reserved