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  3月2日 忌野清志郎@PARCO 劇場
  "2005★GOD Presents ROMANCE GRAY35" と題した35周年記念ライブ4DAYS の1日目である。この日は、THE TIMERS の演奏に始まって、高井戸(竹中直人+藤原ヒロシ)、ゆず、山口智充、ハローケイスケ、寺岡呼人、斉藤和義、波田陽区、Leyona 、金子マリ、YO-KING が出演。つまり、トリビュート的な構成だったわけだ。なので、清志郎として本人が歌う場面はまったくなく、しかも正味4時間におよぶ長丁場だったので、”ちょっとガッカリ・・”てな感じのオーディエンスもいたかもしれない。
 個人的には、斉藤和義が”歌うたい”として素晴らしいという趣旨でリスペクトを表明したことが興味深かったのと、伝説のバンド、ソー・バッド・レヴューのボーカルだった北京一が金子マリのステージに1曲だけ登場したのにはびっくりした。で、THE TIMERS の登場は10年ぶりということだったが、♪時間外取引でオマエを手に入れた〜♪と歌う「ドアをあけろ」、さらには「ステキナ雅子さん」という新曲も2曲披露。ユーモアと毒が絶妙の配分でシンプルなロックンロールにのせて歌われる彼らの音楽は、まさに清志郎音楽。目にしたこと、耳にしたことがすぐに音楽化されているそのスピード感が気持ち良かったし、その一方で10年前のニュースに反応して生まれた曲も全然古びて聴こえないことも印象的だった。あまりに有名な「トランジスタラジオ」という曲のなかに、内ポケットのトランジスタラジオがベイエリアやリバブールのホット・ナンバーをキャッチする、というフレーズが出てくるけれど、発信装置としての清志郎の感度の良さと発信力の高さをあらためて実感したわけだ。まあ、THE TIMERS のゼリーは清志郎じゃないということだけど・・。

クョスコニョ    [1] 
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