総計: 4340828  今日: 41  昨日: 687       Home Search SiteMap
K's Glasses
profile
自己紹介
Diary 
Live Report
Recommend CD
  2月26日 SUPERCAR@studio coast
   自分が好きなバンドが解散することになって残念に思わない人はいないだろうが、それにしても残念なSUPERCAR解散である。万事諦めのいいこの僕でさえ、いまだに"なんだかなあ・・"と、思っている。先日、くるりにインタビューした際、取材のテーマとは関係ないのに岸田さんにコメントを求めてしまったのも、かなり個人的な思いのゆえである。そんな僕の、そしてSUPERCARファンの気持ちを察してか、この日の新木場はひどく冷え込んだ。
 さて、ラスト・ライブである。
 それっぽい演出は一切なし。MCもなし。アンコールもなし。その無愛想とさえ言える態度が彼ららしい。もっとも、次々に演奏される代表曲の数々が彼らの音楽の豊かさを雄弁に語っていて、僕のなかではあらためて残念さが募ってくる。ただし、演奏のクオリティから言えば、この日聴くことができた音はあのなんともセンシティブなサウンドの残響でしかなかったかもしれない。だからこそ、切なかったのか?
 驚いたのは、演奏が終了してギターノイズが長く響き渡った後で静かになると、なんとも穏やかな拍手が会場を包んだことだ。その拍手は、アンコールは期待していなかったし、すでに解散についても納得しているかのようだった。演奏を聴きながら残念な思いを募らせていたのは僕くらいだったのかもしれない。
 ちなみに、スーパーカーはこの日で7年半の活動に幕を降ろしたわけだが、それだけのキャリアを重ねていながら彼らは30にもなっていない。アジカンの後藤よりも年下である。これからデビューするくらいでも全然遅くない感じなのだ。この日のライブが、4人の未来に向けて開かれたものであってほしいと思う。

1.White Surf style5.
2.FAIRWAY
3.My Way
4.PLANET
5.Love Forever
6.RECREATION
7.WONDER WORD
8.WARNING BELL
9.STROBOLIGHTS
10.YUMEGIWA LAST BOY
11.Sunday People
12.Ineed the sun
13.Lucky
14.Easy Way Out
15.Seven Front
16.cream soda
17.Hello
18.Free Your Soul
19.STORYWRITER
20.Karma
21.TRIP SKY
クョスコニョ    [1] 
 前のテキスト: 3月2日 忌野清志郎@PARCO 劇場
 次のテキスト: 2月12日 奥井亜紀@渋谷O-Crest
copyright(c)2008 TATSUYA KANEDA All rights reserved